寝ても取れない、なぜ?50代になって変わった「疲れの質」と向き合う

体と健康

50代になってから、なんか疲れの感じが違う——そう思ったことはありませんか。

量が増えたとか、回復に時間がかかるようになった、というのも確かにそうなんですが、それだけじゃない。疲れの種類そのものが変わったような気がする。うまく言語化できなかったけど、最近ようやくそれがわかってきた気がします。

今日はそのことを、自分の体験も含めて正直に書いてみます。


寝ても取れない。50代になって、疲れの「種類」が変わった気がする

「疲れた」という感覚が、以前と違う

30代のころの疲れって、わかりやすかったと思うんですよ。 仕事で遅くまで残業して、帰って風呂入って寝たら、翌朝けっこうスッキリしてた。「疲れた=眠い」くらいのシンプルな方程式だった気がします。

それが50代に入ってから、なんか違う。

寝ても、なんとなく重さが残る。疲れているのに、眠れない夜もある。休日にゴロゴロしても、月曜の朝に「ちゃんと休めた」という感覚が薄い。あと、体の疲れと心の疲れが混ざってきた感じがして、どっちをケアすればいいのかよくわからなくなってきた。

「年をとったら疲れやすくなる」というのは知っていたんですが、こういう「質の変化」については誰も教えてくれなかったな、とちょっと思っています(笑

週明けにリセットされなくなった、あの感覚

決定的に「あれ?」と思ったのは、3連休明けの月曜のことです。

せっかくの連休だったので、土日はゆっくり休んで、月曜もそこまで無理しなかった。なのに昼ごろになっても、なんか頭がぼんやりしている。以前なら連休の後半はある程度体力が戻っていたのに、「あ、戻りきっていないな」という感覚がはっきりありました。

妻に話したら、「私もそれ、すごくわかる」と即答でした(笑  50代あるあるなんでしょうね。


なぜ50代は「疲れの質」が変わるのか

ホルモン・筋力・睡眠の質が同時に落ちていく

少し調べてみたら、50代に起こる体の変化はひとつじゃないんですよね。

ホルモンの変化(男性はテストステロン、女性はエストロゲン)、筋肉量の低下(日本老年医学会の研究でも50代から顕著に減ると示されている)、睡眠ホルモンのメラトニン分泌減少——これらがほぼ同時に進むんです。

どれかひとつなら対策も立てやすいんですが、全部がじわじわ変わっているので「何が原因なの?」となる。疲れが抜けにくくなるのも、一個の原因じゃなくて、複合的なものなんだと知って、ちょっと腑に落ちた気がしました。

体の疲れと心の疲れが混ざってくる

もう一つ気づいたのが、精神的な疲れが体の疲れと分離しにくくなってきたということ。

30代のころは「体は疲れているけど、気持ちは元気」という状態もわりとあった。でも今は、仕事でちょっとストレスがたまると、体も一緒に重くなる。逆に体が疲れていると、気持ちも沈みやすい。

老後のお金のこと、親のこと、自分の体のこと。50代って、漠然とした不安材料が増える時期でもある。そういうじわじわしたストレスが、体の疲れに乗っかってくるようになった感じがします。これが、疲れの「質」が変わった一番の正体なのかもしれないと、今は思っています。


「休めば治る」が通用しなくなってきた

連休明けでも回復しなかった、あの週末

さっきの連休の話に戻るんですが、あれ以来ちょっと意識が変わりました。

「休めば治る」は、若いうちの話だったのかもしれない。50代の疲れは、ただ横になっていても解消されないことがある。休み方にも工夫が必要になってきたんだな、と。

それまでの「休日=ゴロゴロ」という過ごし方が、実はあまり回復につながっていなかったのかもしれない。体を完全に止めてしまうより、軽く動いたほうがかえってスッキリすることもある、というのは、体を動かしてから気づきました。

休むのが下手になっていることに気づく 😅

正直に言うと、私は「休み方」がずっと下手だったと思います。

休日でも仕事のことを考えてしまう。スマホでニュースをだらだら見て、気づいたら夜中の1時。翌朝、「なんか疲れた」でスタートする。それを何年も繰り返してきた。

「休んでいるつもりで、全然休めていなかった」というのは、50代になって体がガタをきかせてくれて初めてわかったことです。もうちょっと早く気づけよという話なんですが(苦笑


私が試してみたこと、正直なところ

まず睡眠の「量」より「質」を意識してみた

最初に取り組んだのが、睡眠の改善です。

それまでは「5〜6時間も寝てれば十分」という感覚でいたんですが、これをまず7時間確保することを目標にしました。と同時に、寝る前のスマホをやめてみた。これは正直つらかった(笑 でも2週間くらい続けたら、朝の目覚めが明らかに変わりました。

「シャキッとした朝」がなくなってから久しかったので、「あ、こういう感覚だったか」と少し感動したくらいです。劇的な変化ではないけど、積み重ねると違う、というのを体で感じました。

禁酒してみたら、疲れへの向き合い方が変わった 🍺

もう一つが、お酒を減らしたことです。

これはブログでも何度か書いているんですが、毎晩350mlの缶ビールを2〜3本飲んでいたのを、週2〜3日に減らしてみた。最初は「これで疲れが取れるのか?」と半信半疑でした。

ところが飲まない日の翌朝が、明らかに違う。体が軽い、というより、疲れの「残り方」が違うんですよね。アルコールって、眠りを浅くするらしいんです。寝ているようで、体が休めていない。それを体感で理解したのが大きかった。

お酒をやめたことで、疲れ自体が消えたわけじゃないんですが、「疲れを翌日に持ち越さない」ための体質が少し変わってきた気がしています。


疲れを「なくす」より「整える」に切り替えた

回復ルーティンを小さく作ってみた

試行錯誤の中でたどり着いたのが、「疲れをゼロにしよう」という発想を手放すことでした。

50代の体で完全回復を目指すと、それ自体がストレスになる。だから代わりに、毎日少しずつ整えるための小さなルーティンを作るようにしました。

具体的には、

  • 朝に15分のウォーキング(雨の日はサボる)
  • 夜は22時以降スマホを見ない(まだ完璧じゃないけど)
  • 週に2日はアルコールなし
  • お風呂はシャワーだけでなく湯船に入る日を増やす

どれも大したことじゃない。でも、「特別なことをしなくても体が整っている」という状態に少しずつ近づいている感じが、精神的に楽になった一因だと思います。

疲れのサインに早く気づけるようになること

もう一つ変わったのが、自分の疲れのサインを観察するようになったことです。

「なんとなく眠い」「ちょっとイライラする」「食欲がない」——これらが重なったとき、以前は無視して突っ込んでいました。でも今は、それが「疲れてますよ」のサインだと認識して、少し早めに休む。

完璧にはできていないけど、意識するだけで違うと思っています。体のサインを無視し続けると、疲れはどんどん蓄積される。50代の体は、30代のようには後で取り返せない、というのを少し学びました。


まとめ|50代の疲れと、うまくつきあっていく 🌿

50代の疲れは、「量が増えた」だけじゃなく、「種類が変わった」んだと思います。

寝ても取れない、心と体が一緒に疲れる、休んだはずなのにリセットされていない——これはさぼっているとか、根性がないとかじゃなくて、体がそういうフェーズに入ったということ。

だから「昔みたいに回復できないのはおかしい」と自分を責めるより、今の体に合った回復のしかたを探すほうが建設的なんだろうな、と最近は思っています。まだ模索中ですが、少しずつ自分なりのやり方が見えてきた気がする。

あなたも、疲れの「質の変化」に気づいていたりしますか?


次回は、「50代から始めた朝ウォーキング、3ヶ月続けてみて正直どうだったか」について書こうと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました