50代で趣味が見つからないのは当然だと思う——お金をかけずに新しい世界に入る、私なりのやり方

学び・自己投資

「趣味は何ですか?」

この質問、苦手な人って結構いるんじゃないでしょうか。 私もそのひとりでした。


趣味を聞かれると、なぜか焦ってしまう

「趣味は?」の質問が苦手だった

会社の名刺交換や、久々に会った友人との雑談。誰かに「休みの日、何してるんですか?」と聞かれると、なぜかすっと答えが出てこない。

「えっと……読書とか?」

と、とりあえず言ってみる。でも正直、週に数ページ読む程度で「趣味です!」と胸を張れるほどじゃない。なんとなく自分で言いながら、「これ趣味って言えるのかな」と思ってしまう。

そういう経験、ないですか?🙂

50代になるまで、趣味より仕事だった

振り返ってみると、30代・40代の頃は仕事が中心で、休日はどこか「回復するための時間」になっていました。疲れて帰って、家事をして、ぼーっとテレビを見て、気づいたら日曜の夜。

それが10年以上続いていたわけですから、「趣味を探す」という習慣がそもそもなかった。

50代になって少し時間的な余裕が生まれたとき、ふと気づいたんですよね。自分、何が好きなんだろう、と。


お金をかけない趣味を探そうとして、最初につまずいた

リストを見ても、ピンとこない

「50代 趣味」で検索すると、山ほどリストが出てきます。ウォーキング、ヨガ、読書、料理、ガーデニング、英語、カメラ……。どれも「なるほど」とは思うんですが、「やってみたい!」という気持ちにはなかなかなれない。

よく考えたら、リストを眺めているだけでは、趣味は見つからないんですよね。当たり前なんですが、それに気づくまでちょっと時間がかかりました(苦笑)。

老後のことを考えると、できればお金のかからない趣味がいい。でも「お金がかからない趣味リスト」を見ても、どれが自分に合うかはわからない。そこが最初の壁でした。

「続かなかった」経験が積み重なると、腰が重くなる

正直に言うと、20〜30代の頃に「趣味にしようかな」と思って中途半端にやめてしまったものがいくつかあります。釣り道具を買ってほとんど使わなかったり、語学テキストを数ページで止まらせたり。

そういう「続かなかった記憶」が積み重なると、新しいことを始めようとするたびに、どこかで「どうせまた続かないんじゃないか」という気持ちが顔を出す。

これ、50代あるあるじゃないかと思っています。失敗経験が邪魔をして、最初の一歩を踏み出しにくくなる。


そもそも、なぜ50代は趣味が見つけにくいのか

時間の使い方が大きく変わるタイミング

50代は、人生の中でも「時間の使い方」が大きく変わるタイミングのひとつです。

子育てが一段落したり、職場での役割が変わったり、親の介護が始まったり。以前は「忙しくて時間がない」が趣味がない理由だったのに、気づいたら「時間はあるけど何をしていいかわからない」という状態になっていた、ということも少なくないと思います。

私も仕事のペースが落ち着いてきた頃に、初めて「あれ、自由な時間をどう使えばいいんだろう」と思いました。自由すぎると、かえって何もできないんですよね。

「上手くやらなきゃ」という真面目さが邪魔をする

もうひとつ気づいたことがあって。50代になると、何かを始めるとき「ちゃんとやらなきゃ」「中途半端じゃ恥ずかしい」という意識が強くなりがちなんです。

20代のときは「とりあえずやってみよう」でよかったのに、年齢を重ねるほど「失敗したくない」「どうせやるならきちんと」という気持ちが出てきてしまう。

でも考えてみると、趣味に「きちんと」は要らないんですよね。楽しければいい。それだけのはずなのに、真面目さが余計なプレッシャーをつくってしまう。


私が実際に試してみた、お金をかけない趣味の入り方 🙌

まず「0円で1回だけ」をルールにした

あれこれ考えていても始まらないので、ある時期から「お金をかけず、1回だけ試してみる」をマイルールにしました。

  • 図書館で気になるジャンルの本を借りて読んでみる
  • YouTubeで「初心者向け」の動画を1本見てやってみる
  • 公園を決めて、週1回だけ歩いてみる

「続けるかどうか」は後で決めればいい。まず1回、お金を使わずに体験する。そう決めてから、気持ちが少し楽になりました。

失敗しても0円なので、ダメージがない。これが意外と大事だったりします😊

私が続いたもの・続かなかったもの(正直に)

正直に書きます。

続いたもの: まず、ウォーキングです。最初は「つまらなそう」と思っていたんですが、近所の公園に週3回、30分歩くだけで始めてみたら、意外と続いています。今は歩数を記録するのが少し楽しくなっています。お金はゼロ。

それから、ブログを書くこと。これはお金というよりも、「書くことで頭の中が整理される感覚」が気に入っています。最初はSNSで短い文章を書くことから始めて、少しずつ長くなっていきました。

続かなかったもの: ギターです。昔から「弾けたらかっこいいな」と思っていたので、押し入れに眠っていたアコギを引っ張り出して練習を始めたんですが……1ヶ月でフェードアウトしました。指が痛いんですよね(笑)。今も押し入れの中です。

もうひとつ、スケッチ(絵を描くこと)も試してみましたが、これも3週間で止まりました。「うまく描けない」というのが気になりすぎて、楽しくなる前に嫌になってしまいました。

こうして書いてみると、続いたものの共通点は「ハードルが低くて、すぐに達成感がある」こと。続かなかったものは、「上手くなるまでが長すぎる」か「身体的なきつさがある」ものでした。これはあくまで私の場合ですが、参考になれば。


趣味を探すより、「好奇心に素直になる」ほうが早かった

SNSや図書館は意外と使える

趣味探しで意外と役に立ったのが、図書館とInstagramです。

図書館では、「趣味」コーナーをぶらっと歩いて、表紙が気になった本を手に取ってみる。それだけで、自分が「面白そう」と感じるジャンルが少しずつわかってきます。

Instagramでは、「50代 趣味」「シニア 料理」「定年後 日常」などのハッシュタグを眺めているうちに、「これ自分もやってみたい」というものに出会うことがあります。リストから選ぶより、実際の人がやっている様子を見るほうが、イメージが具体的になりやすいんですよね。

大事なのは「検索して選ぶ」じゃなく、「ふらっと出会う」感覚。そっちのほうが、意外と刺さるものが見つかります。

「趣味」と決めなくていい——ゆるく始めるほうがうまくいく

最後に気づいたこと。それは、「趣味を探そう」と意気込むほど、見つからなくなるということです。

散歩も、料理も、ブログも、最初から「これを趣味にする!」と決めて始めたわけじゃなかった。なんとなく始めて、続いていたら気づいたら趣味になっていた——それが正直なところです。

「趣味になるかどうか」を入口で考えすぎると、ハードルが上がってしまう。「ちょっと気になる」で十分。そのくらいの温度感で始めて、合わなければ止めればいい。

50代からでも、新しい世界に入るのに特別な理由は要らないと思っています。🌱


まとめ——新しい世界は、のぞくだけでもいい

趣味を探していた頃の私に言えることがあるとしたら、たぶんこういうことです。

「ちゃんとやろうとしなくていい。のぞくだけでもいい」

お金をかけなくても、入り口はたくさんある。図書館、YouTube、公園、近所の散歩コース。まず0円で1回だけ試してみて、続いたらラッキー、続かなくても失敗じゃない。

50代は、仕事や家族のために使ってきた時間を、少しだけ「自分のため」に使い始めてもいい年齢だと思います。それが小さなことでも、続かなくても、なんとなく楽しければ十分なんじゃないでしょうか。

新しい世界は、のぞいてみるだけでも、ちゃんと広がっていくものです。


次回は、「50代から始めたウォーキングが、じわじわと生活を変えた話」を書こうと思います。 運動とお金と、ちょっとした心の変化について、正直に書いてみます。

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